8月5日 怒りのパワー

8月5日 怒りのパワー


 今回は投球の乱れが激しくて、本来の自分の実力でボウリングができ始めてきたと思ったのが3ゲーム目に入ってからだった。なのでアベレージは低かったけど、そこまで落ち込んではいない。でも相変わらず曲げる投球に課題残る内容だった。
 

 スペアの時は綺麗に投げられる。毎回ほぼ同じ精度で自分でも納得がいく投球を連発できるようになってきた。あまり姿勢を低くするとか、前傾姿勢とかを気にしすぎると、腰から体が折れ曲がってしまって頭が動いてスパットが見えなくなり、肩が動いてしまってコントロールが狂う。上半身はそのまま、足だけ踏み込む感じの方が、結果的に、体がしっかりと脚に乗って、正しく低い姿勢でリリースができる気がする。

 上手くリリースできた時の感覚が気持ちいい。でもそれを出そう出そうとしてしまうと、自然に腕のみに力が入ってしまって、軸が崩れてしまう。スペアが乱れる時はそのパターンがすごく多い。その時は、球の勢いにはこだわらずに、力を抜いて投げるように心がけたい。


 スペアの時の気持ちのいい感覚(体全体の感覚とリリースの時の手の感覚)を曲げる投げ方をする時にも出したい。そう思って、そのきっかけとなる蹴り脚のフォロースルーを意識するのだけど、最近はそれが上手く結果に結びつかないことが多い。フォロースルーをする前にバランスが崩れてしまう。

 原因として考えられるのは、5日くらいあいてしまったので、左脚の筋力が衰えてしまっているのかもしれないということと、蹴り脚のフォロースルーを出す前の踏み出す足の位置と体の軸との位置関係がうまくできているときと違うか。この二つが思いつく。

 インステップを意識する。インステップは最後の踏み込みのときに始まるのではなくて、最後の踏み込みをする前の、蹴る足と脚と体の関係を作る所からもう始まっていると思う。蹴る、踏み込む、リリースすると、それぞれの動作を行っていくほど、体の中心に向かって腕も、脚もボールも絞り込まれていくようなイメージ(前々回くらいに感じたイメージ)が曲げる投げ方のときでも出せるようになりたい。


 プッシュアウェイの見直しをしたいと思った。プッシュアウェイのみを強く意識してやってしまうと肩や腕に力が入ってしまう。でも力を抜いた状態で、自然にもう少し大きなスイングをしようと思うと、もう少しプッシュアウェイの動作を大きくする必要があると思う。これもピート・ウェーバーのを参考にして考えて生きたい。

 もう少し動作をはっきり、大きめのプッシュアウェイから起こるスイングを自然に行うためには、体の中心(腰、腹、へそのあたり)に肩や、上半身の自然な動きも必要になってくる気がする。


 イライラを通り越した後の集中力や、ひらきなおり力をもっと活用できるようにしたい。イライラは我慢していたらダメ、思いっきり言動に表して、そのイライラに身を任せないと、その後の集中力は生まれない。生まれないが、それは回りにちょっと迷惑をかけていると思うので、迷惑をかけずにイライラに身を任せられる方法を考えないといけない気がする。