最重要のサム抜き

7月24日 最重要のサム抜き


今回は親指をいかにスムーズに抜くかということに集中して練習をした。ボウリングの肝の部分で、スコアアップに一番効果があるもので、自分が一番できていないものはこのサム抜き。最重要課題。


スイング、リリースという区別をつけないようにする。フォワードスイングとリリースという区切りはなくしてトップスイングから手からボールが離れるまでを一つの動作という感覚で行う。そしてトップスイングの形(体勢)から 『フォワードスイングと呼ばれている動作から先』 が生まれるのではなくて、この動作からトップスイングの形が生まれるという感覚で投げること。一番大切なこの動作をどのように、どのような感覚で行いたいから、そのための万全の体勢を整えた結果がトップスイングの形になる。


リリースに専念するあまり蹴り脚のフォロースルーがおろそかになってしまっていた。中途半端に蹴り脚に体重が残ってしまい、踏み込んだ脚に体が乗り切らないから、土台が不安定な所からリリースをすることになり、投球の後にバランスを崩すことが多かった。こういうときは、格好だけでもいいから蹴り脚をきっちりと横に逃がす動作をしなければいけない。


でもリリースで親指をスムーズに抜くためのイメージと体をきっちりと踏み込み脚に乗せるイメージを組み合わせることができなかったのか、単にリリースに集中しすぎたからなのか、両立することができなかった。それはもう一つ課題として上がっている、踏み込み、開脚とボールが降りてくるタイミングの修正という所に絡んでくることだと思う。


左腕の使い方。スペアを取りにいく時のように、外側から内側にボールを送るような時は、左腕は水平か、それより少し斜め下を向くようにした方が、体が安定して動作を行うことができる。力の芯というか、動作に芯がはっきりする。曲げる時、特に大きく曲げようとしている時は、左腕は水平よりも少し斜め上をむくようにすると、安定感がます。使い分け。


アベレージ180以上を目指すために、もう少しアジャスティングや、コース選びの知識を身につけなければいけないのかなと感じた。その為の参考書として、水野成祐プロの『アメリカンスタイルボウリング』これをまず手に取ってみようかなと思う。


ネットで書いてあったこと、はじめは薄めに当てて、ストライクを取る。徐々にジャストポケットにしていき、最後は厚めに当ててストライクを続けていく。その実現の為にはカーブボールが有効だと。なるほどねと思った。確かにジャストポケットをちょっとはずしたり角度が足りなかったりすると、1ピン残りやすい感じがする。それよりも少し薄めに当てた時の方が、ピンアクションが激しいので、なだれ倒すようにストライクになる。これは経験的には、ジャストポケットをちょっとはずした時よりも、ストライク率がいいのかもしれない。